研究演習日本文学

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
117054 (4) 日本文学科 通年 3・4 2 田中 裕之

授業の主題(テーマ)
 

授業の目標(講義概要)
近・現代の短編小説を対象として、作品分析を試みる。毎回、担当者の発表をもとに討論を行い、読みを深めていくという形で進める。前期に取り上げる作品は、井伏鱒二「山椒魚」、石川淳「黄金伝説」、武田泰淳「もの喰う女」、安岡章太郎「もぐらの手袋」、村上春樹「パン屋再襲撃」。後期に取り上げる作品は、履修者の希望の多いものの中から、夏休みまでに決定する。

授業計画
第一回:イントロダクション
第二回:「山椒魚」演習(1)
第三回:「山椒魚」演習(2)
第四回:「黄金伝説」演習(1)
第五回:「黄金伝説」演習(2)
第六回:「もの喰う女」演習(1)
第七回:「もの喰う女」演習(2)
第八回:「もぐらの手袋」演習(1)
第九回:「もぐらの手袋」演習(2)
第十回:「パン屋再襲撃」演習(1)
第十一回:「パン屋再襲撃」演習(2)
第十二回:後期対象作品・発表者決定
(授業回数、受講者人数によって、変更の可能性あり。)
以下、後期対象作品の演習が続く

評価方法
発表内容と終了時に提出するレポートに、出欠状況と討論への参加状況を加味して評価する。出欠については、欠席3回までは減点なし。4回目からは1回につき5点ずつ減点していく。遅刻は2回で欠席1回とみなす。

テキスト
編・著者名:村上春樹 書名:『パン屋再襲撃』 出版社:文春文庫 価格:
前期に扱う他の作品についてはプリントを配布。後期の作品については、夏休みに各自で購入すること。

備考
作品を熟読した上で授業に臨むこと。